F1とは?今年のスケジュールやドライバー・チームを詳しく解説!

F1

世界中で愛されるF1。なぜそんなに人気なのでしょうか?初心者にもわかるよう詳しく解説していきます!

F1とは?

F1とはモータースポーツの最高峰に位置するレースカテゴリーです。世界最高のドライバーと世界最速のF1カーで世界各国を転戦し選手権を争っています。

ちなみにF1はFormula 1の略で、”formula”は公式という意味があります。モータースポーツでは車両規定のうちのひとつで、フォーミュラカーというと一人乗りのオープンカーにタイヤがむき出しの車を指していることになります。つまりF1だけでなくF2、F3、F4などのカテゴリーもあります!

F1はそのトップに君臨しており世界中のレーシングドライバーが目指す最高峰というわけです。

F1の技術について知りたい方はこちら!!

F1のルールは?

続いてルールに関しての簡単な説明です。

まずF1は毎年24回前後のグランプリが開催されます。開催日や開催場所は次のF1の開催日からご確認ください!

24グランプリでレースを行い、各レースでの順位によりドライバーにポイントが付与されます。全グランプリ終了後のポイントによって選手権のチャンピオンが決まるという仕組みです。

ポイントは以下のように付与されます。

決勝の場合

順位ポイント付与数
125
218
315
412
510
68
76
84
92
101
110
120
130
140
150
160
170
180
190
200
ファステストラップ1

スプリントレースの場合

順位ポイント付与数
18
27
36
45
54
63
72
81
90
101
110
120
130
140
150
160
170
180
190
200

(決勝やスプリントレースについては後日記事を投稿します。)

決勝やスプリントレースはよーいどん!でスタートを始めますが(グリッドスタートといいます)、スタートのポジション(グリッド)は前日の予選の結果をもとに決められています。予選ではサーキット一周のタイムを計測し、早い順で順位が決定します。

大雑把にみると意外と単純明快でわかりやすいですね!しかしそう簡単にいかないのがF1です。決勝中にタイヤを変えたり予選が何回かに分かれていたりもします。より詳しいルールについてはこちら!

F1の開催日

F1はいつどこで開催されているのでしょうか。

実はF1は冬季のシーズンオフ以外では毎週のように世界を転戦しています。2024年のグランプリ開催日程は次の通りです。

開催日グランプリサーキット
第1戦3月16日オーストラリアGPアルバート・パーク・サーキット
第2戦3月23日中国GP上海インターナショナルサーキット
第3戦3月24日日本GP鈴鹿サーキット
第4戦4月13日バーレーンGPバーレーンインターナショナルサーキット
第5戦4月20日サウジアラビアGPジェッダ・コーニッシュ・サーキット
第6戦5月4日マイアミGPマイアミインターナショナル
第7戦5月18日エミリアロマーニャGPイモラサーキット
第8戦5月25日モナコGPモナコ市街地コース
第9戦6月1日スペインGPカタロニアサーキット
第10戦6月15日カナダGPジル・ヴィルヌーヴサーキット
第11戦6月29日オーストリアGPレッドブル・リンクサーキット
第12戦7月6日イギリスGPシルバーストーンサーキット
第13戦7月27日ベルギーGPスパ・フランコルシャンサーキット
第14戦8月3日ハンガリーGPハンガロリンクサーキット
第15戦8月31日オランダGPザントフォールトサーキット
第16戦9月7日イタリアGPモンツァサーキット
第17戦9月21日アゼルバイジャンGPバクー市街地コース
第18戦10月5日シンガポールGPマリーナベイ市街地コース
第19戦10月19日アメリカGPサーキット・オブ・ジ・アメリカズ
第20戦10月26日メキシコGPエルマノス・ロドリゲスサーキット
第21戦11月9日ブラジルGPインテルラゴスサーキット
第22戦11月23日ラスベガスGPラスベガス市街地コース
第23戦11月30日カタールGPロサイルインターナショナルサーキット
第24戦12月7日アブダビGPヤス・マリーナサーキット

日本では毎年三重県の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されています!毎年全国、全世界からファンが駆けつけています。F1を生で見たい人はぜひ鈴鹿に足を運んでみてください!

ドライバー・チーム紹介!

ここからは2024年のドライバーとチームを紹介していきます。F1には全10チームが参加し、それぞれ2名のドライバーが所属しています。

レッドブル

2023年のチームチャンピオンです!2022年からの連続チャンピオンであり、今年もその圧倒的な強さは健在です。今年も3連続チャンピオンなるか?!

マックス・フェルスタッペン

2021年から2024年までの4年連続ドライバーズチャンピオン!F1デビューは歴代最年少の17歳。天才的なドライバーです。

角田裕毅

唯一の日本人ドライバー。2024年まで堅実に経験を重ねついに2025年第3戦鈴鹿からトップチームに移籍しました!日本人初の優勝に期待大です!

角田選手について詳しく知りたい方はこちら!

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メルセデスAMG

2010年からF1に参戦し、2014年から2021年まで8度の連続チームチャンピオンを獲得した絶対王者。2022年の新レギュレーションからはレッドブルにその座を譲りましたがいまだランキング2位の強豪チームです。

アンドレア・キミ・アントネッリ

メルセデスが手塩にかけた期待の新人。7回王者の穴を埋めるのができるんでしょうか!?楽しみです。

ジョージ・ラッセル

F1直下カテゴリーF2の2018年チャンピオン。チームが不調な中安定した成績を収めています。将来のチャンピオン候補!

フェラーリ

実はフェラーリの本業はF1。市販車はフェラーリのF1活動のための資金収集ともいわれています。歴代最多チャンピオン獲得チームの超名門。レーシングドライバーならだれもがいつかはフェラーリの赤いマシンのドライバーになることに憧れています。

シャルル・ルクレール

F1直下カテゴリーF2の2017年チャンピオン。2019年にはフェラーリ地元イタリアGPで9年ぶりの優勝を果たし、今ではフェラーリ期待の星。

ルイス・ハミルトン

7度のドライバーズチャンピオン。歴代最多勝利記録保持者。誰もが認める天才ドライバーです。

マクラーレン

イギリスの名門。歴代最高のドライバーといわれるアイルトンセナが長く所属したチームです。2010年代後半は下位に沈むことが多々ありましたが20年代から復調し、去年は1998年以来実に26年ぶりのコンストラクターズタイトルを獲得しました。

ランド・ノリス

マクラーレン期待のエース。マクラーレンで幾度となく表彰台に登りマクラーレン復権に尽力したました。去年はドライバーズランキング2位。今年はチャンピオン獲得なるか!?

オスカー・ピアストリ

F1直下カテゴリーF2の2021年チャンピオン。2023年から参戦のドライバー。去年は自身初優勝を含む2勝を挙げコンストラクターズタイトル獲得に大きく貢献しましました。

アストンマーティン

元はフォースインディアというチーム。レーシングポイントに改名ののちアストンマーティンになりました。ローレンスストロールの莫大な資金をもとに開発強化が進んでおり、中堅から這い上がれるかが見どころです。

フェルナンド・アロンソ

2度のドライバーズチャンピオン。あのミハエルシューマッハとのチャンピオン争いに勝利した超大物ドライバー。最高齢。

ランス・ストロール

父は大富豪のローレンス・ストロール。莫大な資金を背景にF1に参戦したと非難がたびたび上がりますが、真相やいかに!?汚名返上なるか。

アルピーヌ

自動車会社ルノーの実質ワークス体制チーム。しかし上層部の入れ替わりが激しく、開発難航中です。

ピエール・ガスリー

元F1直下カテゴリーGP2の2016年チャンピオン。GP2ののちに日本の最高峰カテゴリー・スーパーフォーミュラにも参戦した日本に馴染みの深いドライバー。非力マシンでの優勝経験もあり、実力は十分。

ジャック・ドゥーハン

今年デビューのルーキー。もともとレッドブルジュニアにいたがアルピーノの育成チームに移籍しデビューを勝ち取りました。

ウィリアムズ

イギリスの名門チーム。2010年代前半までは上位争いに加わっていましたが、その後成績が低迷。しかし2023年はチームランキング7位に浮上し、低迷脱却なるかが注目です。

アレックス・アルボン

波乱のF1キャリアを持つドライバー。しかし2023年はチームランキング7位に多いに貢献し、その実力を見せつけました。

数々のチームからF1参戦しているベテラン。通算4勝。ウィリアムズのエースになれるのか!?

RB

レッドブルの姉妹チームで元アルファタウリ。レッドブルグループの若手ドライバーはF2経験後RBでF1の経験を積んだのちレッドブルチームのドライバーに選出されます。

アイザック・ハジャー

今年のルーキー。期待の新人です。角田選手が大好きみたいで弟みたいに話していたのがかわいい!がんばれ!!

リアム・ローソン

今年からついにフル参戦!日本ではスーパーフォーミュラに参戦していたので知っている人も多いはず。角田選手との昇格レースでいざこざがあったようですが、、、RBで良い結果が残せるように願いましょう!

ザウバー

元アルファロメオ。2023年はマシンの競争力の低下によりランキング9位に低迷。2024年の競争力の回復に注目です。

ニコ・ヒュルケンベルグ

ベテランドライバー。機会に恵まれず表彰台にもなかなか登れていませんが、それでもこうしてF1の世界で残ることができる実力があるのでしょう。そしてなんといってもイケオジ。

周冠宇

ルーキードライバー。F3を初年でチャンピオンに、そのまま勢い止まらずF2も一年でチャンピオンになる大スター候補です!

ハース

アメリカのチーム。2023年まではマシンの競争力に問題がありましたが、去年からはチーム代表に天才日本人エンジニアの小松礼雄氏が就任。Toyotaもスポンサーに加わり開発環境が整っていく中、パフォーマンス上昇が期待されています!

オリー・ベアマン

昨年カルロスサインツの病欠に変わり急遽フェラーリからF1デビューを果たしまた。今年はハースからフル参戦!

エステバン・オコン

ベテランドライバー。アルピーヌ時代には僚友のアロンソにポイントで勝つこともありました。

まとめ

今回はF1の簡単な説明とルール、開催日、ドライバーとチームの紹介でした!ドライバーの詳しい遍歴なども今後まとめる予定ですのでどうぞお楽しみに。

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