ホンダや角田選手などの活躍により日本での人気が再度上がりつつあるF1。今後も人気が上昇されるF1に日本は角田選手に続くF1ドライバーを輩出できるのでしょうか?今回は今角田選手以外で最もF1に近い日本人ドライバーに注目してみたいと思います。
平川亮
まずはなんといっても平川亮選手。2024年現在トヨタガズーレーシングでWECのハイパーカー8号車のドライバーを務めるとともに、マクラーレンのリザーブドライバーも務めています。もしマクラーレンのドライバーが欠場になった場合平川選手がF1デビューすることも考えられ、今最もF1に近い日本人といえるでしょう。
平川選手は日本内外ですでに多くの戦績を残していることでも有名です。ルマン総合優勝を含むWECチャンピオン、スーパーGT2017年チャンピオン、2020年にはスーパーGT・スーパーフォーミュラともに熾烈なタイトル争いの末惜しくも2位となりましたが、どのカテゴリーに参戦しても常にトップ争いに食い込む力強さと粘り強さを兼ね備えたドライバーといえるでしょう。
岩佐歩夢
続いて岩佐歩夢選手。2024年現在チーム無限からスーパーフォーミュラに参戦しています。角田選手のようにレッドブルジュニア、ホンダフォーミュラドリームプロジェクトのメンバーであり、F1直下のF2に参戦した2022、2023年はそれぞれランキング5位、4位まで上り詰めました。岩佐選手はF1での走行もすでに経験しており、2023年アブダビGP後のヤングドライバーズテストではアルファタウリAT04をドライブし、2024年日本GPではRBからFP1に出走しています。
今後レッドブル陣営に大きなドライバー変更があればチャンスが巡ってくるかもしれません。
宮田李朋
最後に宮田李朋選手。2024年現在F2に参戦しています。2023年はスーパーGT・スーパーフォーミュラでチャンピオンに輝き、現時点で日本一のドライバーといっていいでしょう。下位カテゴリーでも全日本チャンピオンとなっており、若くて才能のあるドライバーです。もし今年F2で良い成績を残せればF1シートも夢ではないです!
2025年は日本人ドライバーが増えるのか?
このようにドライバーとしては世界に通用する若手、ベテランが揃っていますが、F1のシートを獲得するのはそう簡単ではありません。それぞれのドライバーの来年のシートの可能性を見ていきましょう。
まず平川選手。現状マクラーレンはノリスとピアストリが長期契約を結んでおり、またそれぞれのパフォーマンスも非常に高いことから少なくとも2026年まではシートは開かないでしょう。
岩佐選手はレッドブルジュニアですが、仮にレッドブル陣営に1つシートが空いてもリアムローソンが優先されると思われるため、よほどのことがない限り来年度のシートに収まることはなさそうです。
宮田選手に関しては現状どこのチームの直下でもないためなんとも言い難いです。今年のF2での成績によりもしかしたら他チームからオファーがあるかもしれないのでそこに期待してみましょう!
まとめ
今回は時期日本人F1ドライバーについて考察してみました。世界の舞台で戦った強力なドライバーが揃う中、次の日本人F1ドライバーを輩出することが難しい現状は少し寂しいですね。それでもF1の夢を追いかけるドライバーを我々日本人ファンは応援し続け、いつか来る次の日本人ドライバーを楽しみに待ちましょう!
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