【F1】現代F1でのクラッシュワースト3選!

F1

スーパーGTでの山本選手のクラッシュのオンボードが公開され話題なので、今回は現代F1でのクラッシュをまとめてみました。

1998年ベルギーGP

まずは1998年のベルギーGPです。レースは雨でウェットコンディションでのスタートでした。スタート直後オールージュへと向かうダウンヒルでデイビッドクルサードがスピンし壁に激突、反動でコースを横切る形で他の車両にクラッシュしていきました。4番手だったクルサードが上位勢を巻き込むクラッシュで、さらに雨天のため視界も悪く、またタイヤも冷え切っており、後方車両も続々と玉突き状態となりました。最終的にラップ1で12台が巻き込まれるF1史上最大のアクシデントとなりました。

2014年日本GP

おそらく現代F1で最も悲惨な事故である2014年日本GPを紹介します。レース当日は台風が近づいていましたが雨天決行となりました。43周目エイドリアン・スーティルがダンロップコーナーでコースオフし、クラッシュしました。マシン撤去作業のためこの区間にイエローフラッグが提示されましたが、その最中に同じ場所でジュール・ビアンキがコースオフ。撤去作業中の重機に突っ込みビアンキは意識不明の重体となってしまいました。レース後も意識は戻らず、レースから9か月後亡くなりました。これは1994年のアイルトンセナの事故死以来21年ぶりのF1における死者でした。

この事故後安全性の向上を求める声が上がり、現在のヘイローなどの搭載に繋がりました。

2020年バーレーンGP

最後に2020年バーレーンGPを紹介します。最近見た中では最も過激な事故だったように思います。事故は1周目に起こりました。ロマン・グロージャンがダイール。クビアトに接触しコースオフ、そのままバリアに突っ込みました。しかしバリアに突っ込むだけでなくバリアを破ってしまい、マシンは真っ二つ、大炎上を引き起こしました。相当大きな事故だったにも関わらず、グロージャンは火傷こそ負いましたが奇跡的に生還しました。

これはビアンキの事故以来安全性が向上したことが大きな要因となりました。特にヘイローはバリアを突っ切る際にバリアを押し上げることができ、首を押しちぎることを避けられました。

まとめ

今回はF1のクラッシュを3つ紹介しました。事故で無くなるのはとてもつらいですが、その事故をもとに安全性を高め、これからのドライバーを守っていくことが大切だと改めて考えられます。これからも安全に気を付けたレースを見ていきたいと思いました。

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